SEANです。
昨日、4連休が終わり、通常モードに戻りましたが、昨年12月のクリスマスシーズンに続き再認識しているのが、連休になると、社外、取引先の業務がとてつもなく停滞すること。
メールの返信がないのは基本中の基本ですが、返信が来たとしても、内容が間違っていたり、もう、どうにもなりません。
タイで仕事をしていた事もありますが、日本のレベルを100としたら、タイは40、フィリピンは20から10、といったところでしょうか。
一応、プロに仕事を依頼しているのに、毎回、こちらが確認しないといけません。
そうしないと、次のプロセスに進めて、次の会社の担当者の所で”寝かされて”、1か月過ぎてから、”これ、間違いだから、やり直してください”と返事が来る。
ですから、日本だったら2日で終わるのが、フィリピンでは2か月、3か月かかる、感じです。さっきも、1か月前にミスをした取引先担当者が全く同じミスをしてきて、こちらが指摘してようやく気付く、という状態。たまりません、、、 笑
ちなみに、今月4月、フィリピンは来週は9日(月)と13日(金)も祝日。となると、平日は3日しかなくて、さらに連休を取ったり、一応会社には来るけど、完全にホリデーモードの人も多いので、今からかなり恐怖を覚えています 笑
さて、前置きが長くなりましたが、フィリピンの物価ははっきり言って高い。
タクシー代(初乗り 40ペソ、約100円)、ジプニー(初乗り 8ペソ)等、公共交通は安いが、電気代とかインターネット、各種サービス料金は高いなあ、と感じます。
レストランもがっかりすることが多いから、バンコク生活時代にはほとんどしていなかった自炊となっている今日この頃。
高いなあ、と感じるのは絶対的な価格だけではなくて、そのサービスレベルが極めて低いから。
いわゆる、コスパが悪い、という事です。
当社は少数精鋭主義なので、一番出来る社員は、通常の人の10倍以上の仕事をしてくれています。
例えば、ヴィザの手続きの一連の業務をやってくれているのですが、この仕事には、
保険会社
役所
と3つの関係先があって、おそらく、他の会社なら、それぞれの関係先の担当者を置いて、専任で業務をさせると思います。同時並行作業は極めて苦手な人たちですから、、、
さらに、メールをしても返信がない訳ですから、催促をしなければいけない。
私たち、日本人でも、自分が送ったメールに返信がなくて、それを催促するというのはストレスが溜まる仕事です。基本、メールを送ったら、自分のワーキングメモリーからは外して、他の仕事に集中すればよいところ、何回も何回も催促しないといけない。
自分の業務範囲のポストイットを、いつまで経っても捨てられない、という感覚です。
催促につぐ催促、そして、やっと返信が来ても、その内容が間違っている可能性が高いから、”プロの”取引先に代わって、こちらが確認する。
”それなり”以上の、しっかり仕事してくれる社員を雇用するとなると、その人件費は安くはない。
そして、細かい業務ごとに専任の担当者を配置しないといけない。
このような積み重ね。そして、人を増やしたとしても、ちゃんと働いてくれない社員を雇ったら、増やした社員の分、問題も起きてきて、という地獄のような状態になるケースも多々見てきました 笑
結局、それで割を食うのが、最終の消費者、サービスの利用者という事になります。
外国人がメインターゲットのスーパーマーケットでも、野菜売り場に並べられているのは、萎びた野菜。そもそも、物流が良くないから、時間が掛かるのと、移動中の保存状態も良くないから、傷みが早い。
余程の事がなければ、あれを買う人はいないでしょう。
そうなると、廃棄ロスとなる→廃棄ロスを加味した売価設定をする→レタスなどの鮮度命の野菜は非常に高くなる。
このスーパーは常に沢山の従業員が居ますが、レジはいつも大行列で10分待ちはザラ。
居ても、段ボールを”のーんびり” 畳んでいるだけのスタッフとか、携帯いじりに夢中のスタッフだらけ。
日本みたいに、見切り品セールでもやればいいのに、と思いますが、殆ど見たこと無し。
ストレスフルな仕事帰りにスーパーに寄って、また、ストレスを感じる 笑
こういう環境下でも、というか、だからこそ、当社はあくまで、少数の社員でやっていく方針です。
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