SEANです。
日本はゴールデンウィークが終わり、今日から仕事モードという方が多いようですが、フィリピンはちょこちょこ祝日はありますが、クリスマスの12月以外で日本のようなビッグ ホリデーは、それほどありません。でも、休みたい人は有給休暇を堂々と使えるので、好きな時に休む、という感じです。
個人的には、この方が、飛行機代やホテル旅館の需要が平準化して、良いと思うのですが、日本と中国の休みの取り方はどうなのだろう?と思います。
それにしても、日本は休みが少なすぎなのと、その割にはホワイトカラーの生産性が低い。ドイツは1か月はバカンスを取りますが、日本はせいぜい2週間程度が限度なのでは、と思います。無駄な業務が多いのか、サービス品質過剰なのか?
さて、本題の件ですが、日本では借り手、テナントの権利が非常に強く、たとえ、長期間の家賃対応があっても、簡単に退居させることはできなくて、大家業をやっていらっしゃる方は苦労されているようです。
個人的には、貧困層の住居をサポートするのは大家の負担ではなく、政府の役割だといつも考えているのですが、現行の法律だから、致し方ない。
一方、フィリピンでは、圧倒的に大家、オーナーが強いです。
当社の場合ですが、賃貸契約の際、テナントにはまず、1年分の前払い小切手を要求します。当然、デポジットも2か月分なり3か月分入れてもらいます。
外国人でまだヴィザが取れていない、という場合には、現金での支払いを承諾する場合もありますが、入金管理は非常に厳格に行っています。
前月末までの入金を徹底させており、万が一、ちょっとでも遅れたら、すぐに催促を行います。今のところは未だ、長期滞納のケースはありませんが、想定はしていまして、最悪でも、デポジットで清算して、速やかに退居させる方針です。
このあたり、日本と比べたら、非常にやりやすいですし、裁判も割と簡単にできます。
日本のように、半年以上の家賃が滞納になって、というのは、ちょっと考えられませんし、日本で不良テナント(部屋を激しく損傷させたり汚したりするテナント)の多くは、家賃滞納者(しかも長期の)が多いようですが、そもそも、当社では、ちょっとでも家賃滞納が発生したら、速やかに、かなり強い手段で(もちろん、フィリピンの法律に則り)、手を打っていきます。
それから、ゴミとか損音問題も日本ではあるようですが、こちらでは、とにかく、管理組合の力が強いです。はっきり言って、威張っているように感じます 笑
ゴミ出しルールにしても、決められたルールを守らないと、1回目は口頭注意、2回目は文書警告、3回目は10,000ペソの罰金、という風に明記されています。
もう徹底的に、ルール違反や迷惑行為にはペナルティ、となっているので、逆に善良なる居住者にとっては、モラルハザードがなく快適と言えます。
そもそも、当社のメイン事業であるサブリーシングでは、ユニットオーナーの方にとって、家賃滞納リスクはありませんから、ご心配には及ばないのですが、日本の現状をみると気になる方もいるでしょうから、記事にさせていただきました。
個人的には一番のリスクは、空室のままで放置しておくことだと感じています。
先日、セブ出張で放置ユニットの内部を見てきましたが、かなり酷い状態でしたから。
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