フィリピンセブ不動産の売買、賃貸はCCPI社~そよ風に吹かれて

フィリピンセブ不動産の売買、賃貸お困り相談所。8ニュータウン他

フィリピン不動産CCPIのお問合せはinfoccpinc@gmail.com になります. 2019年10月よりフィリピンマニラマカティーオフィスからメインオフィスをバコールに移転いたしました。日本語対応は2人(うち1人はフィリピン人)、バコールオフィスは現在9人体制、セブオフィスは3人体制です。 CEOは日本の金融、不動産が日本の高度成長期に一番伸びたことからその経験を踏まえて フィリピン不動産から銀行口座、VISA及び移住希望まで お気軽にメールいただければと思います。 Facebook : https://www.facebook.com/CCPI-Capitarize-Commercial-Properties-Inc-1893541004201718

日本なら1日で終わるのがフィリピンでは1か月でも終わらない理由

SEANです。

世界の中でも、物事を正確にスピーディーに処理することでは最優等の日本とフィリピンでは、恐ろしいほどのギャップがある訳ですが、これは実際に経験してみないと、日本人の方には中々ご理解いただけないと思います。

 

日本だったら、あり得ない、あるいは、半端ナイ、ことの連続です。

 

先日、取引先の保険会社に保険証券発行のリクエストをしていました。

いつも、その会社のメッセンジャーが証券をデリバリーしてくれて、引き換えに代金を小切手で支払うのですが、前もって、デリバリーの日がいつになるか連絡が来ることになっていました。

 

数日後、突然、連絡無しに、その会社のメッセンジャーが来ました。

タイミング悪く、その時には、ちょうど、当社のアカウントが外出しており、小切手は金庫の中。もし、事前に来訪を告げていてくれれば、金庫から出して準備できていたのですが、それもできず。

 

単純に代引きの作業だけを指示されているデリバリースタッフは困っている感もありつつ、でも一方で、なんだか、こういう事態には慣れている雰囲気もあり。

 

そのスタッフには、明日また来てください、と言ったのですが、手元に差し出されていた保険証書をちらっと見たら、こちらがリクエストした内容とは異なっていて、つまりは不良品ということ。

 

仮に、代金を支払えたとしても、注文した内容とは違うものを持ってきたわけで、どっちみち、出直してもらうしかない、という事です。

 

最初は、メッセンジャーに間違いを伝えようかと思いましたが、正確に伝わる確率はおそらく5%未満。彼にモノを運ぶ以外の役割を期待してはいけません。

 

そこで、保険会社の担当者に”優しく”メールして、事前の連絡が無かったから小切手が用意できなかったことと、金額が間違っていたことを伝えたところ、返信は、

 

”Noted po"

了解しました、わかりました。

 

これだけ、です。やはりというか、謝罪しない、責任は負わない文化なのですね、、、

 

こうして、1度、発行した証券を取り消して、再発行して、というプロセスに再び時間が掛かり、その過程で間違いが起きて、という事が積み重なっていく結果、日本だったら1日で終わることがフィリピンでは1か月でも終わらない、あるいは、いつ終わるかわからない、という状況となる訳です。

 

ちなみに、過去、この会社が事前連絡無しにデリバリーに来たのは2回あったのですが、3か月ほどはちゃんと連絡をしてくれていたので、こちらも油断していました。

 

フィリピンで真っ当な仕事をしようとする限り、常に、どこかに落とし穴があると注意して緊張していないと、やられますね。

 

あとは、こういったデリバリーミスは、間違いなく他社でもあるのですが、無駄な交通費、人件費(人件費は安いですが、交通費はタクシー使えば馬鹿にはなりません)はどこに加算されるのか?というと、これは間違いなく顧客、つまり価格に上乗せされていると思います。

 

自社のミスが原価に加算されるのではなく、売価に加算されるのがフィリピンです。

 

 

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