海外移住をして5年を越えてきましたが、ここまでの経験で海外移住の選択肢として重要なことを考えたいと思います。
個人的にですが、言語、食事、医療、治安、VISAの5つが重要かなと思います。
その次に来るのが日本からの距離でしょうか?海外から見ると日本は安くて美味しい、ショッピングも質のいいものが安く売られているということで食事と買い物に日本に行くのはありだと思っています。
さて、まずは言語ですが、移住当初は英語すらできないのでコミニュケーションを現地の人と取るのは大変苦労しました。そこで探したのが日本語ができる現地人。これにより少しずつ各国の言葉を覚えましたが、今は生活するのは困らないけどそれ以上だとまだ支障があるというレベルです。来年は50歳。若い時に留学でもしていたら違うのでしょうが。とはいえフィリピンは英語が小学生卒業していればそれなりにできますのでコミニュケーションを取るには問題無いですね。
食事ですが、これはすき好みがありますので一概には何とも言えませんが。。
自分は食事に対するこだわりがほぼ無い人なので、どこの国に行っても問題無し。
あえて言えば、火鍋や辛いタイ料理がちょっと無理という感じくらいで。
医療に関しては、残念ながらフィリピンはアジアでも最下層レベル。
日本のカード会社と通訳提携している、マニラのマカティーメディカル、Stルークスあたりで日本の市民病院クラス。衛生上の問題から感染症もありますので持病をお持ちの方は医療ツーリズムを行っているタイとかの方がまだ全然いいかと。
VISAに関してはアジアで一番優秀では無いかと思っています。こんなに永住権のVISAを発行していいの?というくらい発行しています。2万USD(約200マン円)の政府へのデポジットがあればあとは1か月もしたら永住権のVISA(SRRV)が発行されます。フィリピン退職庁の官庁公認のVISAですので悪くないかと思っています。このVISAがあればフィリピンまでの片道切符も買うこと可能です。
治安に関してですが、これも殺人事件がほぼ同じ人口で日本の10倍ということから劣悪な方かと思います。特に日本人は治安が悪いと言われているザンボアンガとかには行かないでしょうが、行きそうなところで治安が悪いというと、
マニラ市(北のパシッグ川を越えればそこはトンドとよばれる劣悪なスラム地区)
セブ市(フィリピンの麻薬王がいまだ頑張っている地区で殺人も絶えません、隣のマンダゥエー、ラプラプと比較しても非常に治安は悪いです)
ケソン市(中心部から北東に行ったところにトンドから移転されたごみ処理場がありますので同じくゴミをあさりに来る多くのスラムの人が集まっている地区があります)
とは言えこの3つの市とも個人的にはポテンシャルがあると思っています。
例えば、ケソン市に関してはマカティーの手前のマンダルヨンまでの日本の技術で地下鉄が走る予定とか。。
ということで5~10年後を見れば面白い地域かとは思います。
総括すれば自分はフィリピンは決して物価が安いわけでも無いので、観光か仕事にいくところで移住先では無いと思っていますが皆様いかがでしょうかね??