SEANです。
今月分の電気代の請求書が届いたのですが、6500ペソでした。
約14000円です。高いですね、、、
40平米のスタジオ、ワンルームです。
先月4月は4000ペソ弱だったのですが、一番暑い時期を迎え、エアコンをつけっぱなし(といっても、昼間は不在だから夜から朝までですが)にしている事が大きいですね。
以前住んでいましたバンコクのコンドミニアムでは、ほぼ同じ広さで、1500ペソを超えることはありませんでした。日本円換算だと約5千円ですから、バンコクの3倍くらいの感覚です。
最低賃金の人の月給が15000ペソ程度なので、その人が住む家でエアコンはまずありません。仮にプレゼントされたとしても、毎月の電気代が高すぎて払えないから、です。
庶民クラスでは、エアコンなんてもっての他で、冷蔵庫も、洗濯機も無いのが普通です。ちなみに水道代は高いとは感じません。
以前も書きましたが、私はフィリピン移住を推奨するビジネスは行っていませんし、日本人向けにコンドミニアムを販売もしていないので、自分が感じたことをリアルに、そのまま書きますが、フィリピンの物価が日本の4分の一で済みます、というのは、エアコンも冷蔵庫も無し。移動手段はタクシーではなくジプニーやバス。食事は日本食レストランではなくてローカルのスーパーかマーケットで食材を買って自炊か、外食ならジョリビーで100ペソのミール、というなら、確かに4分の一でいけるかもしれません。
でも、殆どの日本の方がイメージする海外移住生活というのは、
日本と同じか、ほぼ近い快適な生活を、日本より安く実現する
ことだと思っていますが、これはさすがに無理ですね。
アジア移住ブームがあった5年くらい前と比べても、日本は物価上昇していないのに、ここフィリピンは年率平均で3%くらい上がっていますし、家賃は5%上がるのが普通です。
でも、物価が上がって経済が伸びているわけですから、ビジネスチャンスはあります。
ですから、リタイアメント生活というよりも、稼ぐために来るのがフィリピンという風に感じていますし、自分自身、稼ぐためにマニラに住んでいる訳です。