SEANです。
世界中の不動産投資に熟知している訳ではないですが(今まで保有した事がある不動産は、日本、タイ、フィリピン、マカオ、マレーシア、カンボジアでアジアだけですから)、多分、日本の不動産投資家さんはすごく緻密に管理運営されていると、いつも感じています。
日本の不動産投資の広告などで見かけるのが、
空室リスク
という言葉です。
空室になったら、その期間は家賃収入がなくなる、という意味合いで捉える方が多いでしょう。
私自身、日本でアパートを持っていた時には、満室の月と空室の月のレントロールを見ては、喜んだりがっかりしたり、したものです。
こちら、フィリピンではどうか?
もちろん、空室になったら、収入はゼロ。一方で、管理費、固定資産税の支払いとローンを組んでいたら返済がありますから、日本と同じで収支的に厳しくなる。
これはもちろん、なのですが、私自身、フィリピンのコンドミニアムに住んでいたり、今の仕事をさせていただいて感じているのは、
空室状態を続けると、ユニットの痛みが加速する。
特にコンプレッサー系の電化製品と、窓に近い家具、ソファ等は日焼け劣化する(セブにおいては特に)。
ということです。
とにかく、日本だったら考えられない事が起きるのがフィリピン。
日本でしたら、管理会社さんが、たまに、空気を入れ替えとかチェックに入室もあるでしょうが、こちらフィリピンでは、セキュリティの問題がありますから、
”ちょっと部屋見ておいてもらえますか?”
というのは、なかなか難しいです。
余談ですが、日本だったら、マンションの管理事務所にマスターキーが保管されている所もあるでしょうが、こちらでは、まずあり得ません。
職員が不正したら、終わり、ですから、、、、
もちろん、管理会社さんで、例えば、”空室時も、月に1度、入室チェックする”と契約書に明記されているなら別ですが、そうでないなら、勝手に入室することはできない。
これは、仕方ないと思います。
仕方ないのですが、別に当社でなくてよいので、きっちり、定期的にチェックしてくれる会社に委託していただきたいと思います。
不動産以外でもなんでも同じですが、こちらフィリピンでは、
自分の事は自分でプロテクトする
これが非常に重要です。
でも、フィリピンに住んでいない限り、どうプロテクトすればいいか?
これは難しいものです。
そんなところに、当社のような会社の存在意義があると考えています。
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