SEANです。
ここ数日、複数の方のトラブル シューティングに追われていたのですが、主な現象は、
日本からデベロッパーに直接、海外送金したのですが、反映されていないので、確認してください
といったものでした。
例えば、1月の20日過ぎに送金は完了していた。でも、未払のままになっている、というお申し出。
直接、デベロッパーに送金しているのに、何故?と思われるのは、日本人だったら、非常に自然なものと思います。
SEANもかつて、日本で居住用のマンションを新築で購入したことがありましたが、デベロッパーから指定された銀行口座に振り込んで、何も問題なかったですし。
ところが、こちらフィリピンでは、直接送金しても、もし、何もフォローアップをしなかったら、たぶん、その入金は反映されない
こう考えておくのが安全と感じています。
今回、お手伝いしたケースでも、お客様からちゃんと、送金レシートを送って確認を求めていたのに、1か月以上かかりましたので。
でも、このようになっている原因はちゃんとありまして、デベロッパーの送金口座は、物件ごとに分かれていないのです。
イメージ的には、
”三井不動産”とか、”三菱地所”といった大会社でも、オーナー振込用の口座はひとつだけ、ということです。信じがたいと思いますが、小切手主義のフィリピンだから、というのもあるのでしょう。
カオスになって当然、と思います。
では、どうしたらよいのか?
一番良いのは、小切手を用意しておくこと。持っていないなら、小切手口座を開ける銀行口座を開設しておくこと、これが正攻法です。フィリピン渡航は必要ですが。
ということで、当社のお客様限定ですが、フィリピンの現地行の口座開設サポートを開始したところです。
HSBC香港の口座をお持ちの方は多いと思いますが(ちなみに、HSBCフィリピンは非常に使いづらいと言われておりまして、実際に上手に活用されている方のお話は聞かないですね、、、)、SAVING ACCOUNT とCURRENT ACCOUNTがあったのを覚えている方もいらっしゃると思いますが、実際使っていたのは、SAVINGだけ、という方が大部分でしょう。
一方、フィリピンでも両方ありますが、こちらで良く使うのは、CURRENT またはCHECK ACCOUNTと書かれている銀行もありますが、日本語でしたら当座口座。
こちらがメインですね。治安の点からも、小切手であれば、リスク軽減になりますし、フィリピンの小切手文化は、まだ当分続くのでは、そう感じています。
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