SEANです。フィリピン時間で今は23時30分ですが、全く仕事が片付かず、
JACKと共にマカティのオフィスにいます。
1日の終わり、というか、オペレーションの担当者が帰宅する前にやっているのが、
その日、返信が無かった関係先への状況確認と催促メールを送ってもらうこと。
SRRV更新の関係先が特にレスポンスが悪くて大変です。
明日返事します、と言われていたのが、守られない。
フィリピンでは、約束したけど、守るとは言ってない。みたいな
常識があるのかもしれない、、、そんな風に感じています。
こんな調子で1週間が過ぎ、2週間が過ぎ、連休が入ったりすると、
さらに忘却の彼方へ、、、、
以前にも書きましたが、日本だったら速攻で終わる手続きがいつまで
たっても終わらない、進まない。
進めるためには、何度も確認、催促をしなければいけない。
この事が、フィリピンにおいて人が関わるサービスの価格、
料金を押し上げている原因のひとつだろうと改めて強く感じている
今日この頃なのですが、そこで本題の物価について、です。
5年前くらいでしたら、フィリピンとかタイ等の東南アジアは物価が
低くて生活コストは低く、豊かな暮らしが出来たと思います。
物価の低い東南アジアに移住して、リタイア生活というのを
勧める個人、そして、リタイアメント生活用のコンドミニアム販売の
うたい文句にもなっていたと思います。
確かに5年前はそうだったと思います。
2012年に日本から東南アジアに拠点を移した私の感覚です。
当時は100円どころか、80円も割れるような円高になっていたことも
大きいですが、タイやフィリピンは安いなあ、と感じていました。
でも、最近、特にマニラでは、タクシー代などの交通費は安いものの、
食料品(近くのスーパーの野菜、卵は日本より高いです)、電気代
(スタジオタイプの部屋で1か月4000ペソ、1万円弱)など、日本よりも
高いなあと強く感じるようになりました。
この5年間のフィリピンの物価上昇率は、ざくっと、年率平均3%。
となると、5年で約15%の物価上昇+円安、となれば、物価高を
感じるのは自然かと思います。
ちなみに2017年のインフレ率は3.07%で長期金利は6%。
となれば、外国からフィリピンにお金を持ってきて預金すれば
確実に儲かるだろうに、最近はペソ安。不思議だなあ、と
は思っていますが、これは、金融ストラテジストでもあるJACK と
明日にでも話しをしようと思います。
話を物価に戻しますが、
物価が高いと、”感じる”というのがポイントでして、食料品でもサービスでも
非常にクオリティが低いです。日本と比べると。
私が普段利用しているのは、マカティにある外国人がメイン顧客のスーパー
ですが、そのような店でも置かれている野菜、チンゲン菜は萎れて
いますし、先日鶏肉を買って、料理しようと開封したら、今までに
嗅いだ事のない異臭がしてきました。すでに傷んでいたのでしょう。
卵も日本より高い、1パック150ペソ(300円強)しますが、日本の
卵のように割った時、黄身がこんもり盛り上がるなんてありませんし、
パックの中に鶏の羽が入っていることもしょっちゅう、、、
このような感じで、いわゆるコスパで考えると、非常に低いのが、ここ
フィリピンです。
ですから、先日、打ち合わせしたフィリピンの方の話でしたが、その方の
ご家族は毎年、年末年始と夏休みは家族そろって日本旅行するのが楽しみ
だそうです。観光はもちろんですが、特に楽しみなのがショッピングと
食事。
”フィリピンより安いのに、品質、サービスが良くて、レストランは美味しい”
という話でした。
こんな感じで、かつては、日本人がフィリピンは安いと感じていたのが、
今では、まだ一部の豊かな層ではあるものの、フィリピン人のかたが
日本の物価が低い、と強く感じている。
SEANも全く同感です。
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