フィリピンセブ不動産の売買、賃貸はCCPI社~そよ風に吹かれて

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フィリピン不動産CCPIのお問合せはinfoccpinc@gmail.com になります. 2019年10月よりフィリピンマニラマカティーオフィスからメインオフィスをバコールに移転いたしました。日本語対応は2人(うち1人はフィリピン人)、バコールオフィスは現在9人体制、セブオフィスは3人体制です。 CEOは日本の金融、不動産が日本の高度成長期に一番伸びたことからその経験を踏まえて フィリピン不動産から銀行口座、VISA及び移住希望まで お気軽にメールいただければと思います。 Facebook : https://www.facebook.com/CCPI-Capitarize-Commercial-Properties-Inc-1893541004201718

BROKEN焼き餃子隠ぺい事件から再認識したフィリピン人の労働観 

SEANです。

まずはお断りで、以下はあくまで私個人の主観に基づく雑談となります。

 

昨晩、ちょっと気分を変えて外食でも、と思い、マカティの外れにある台湾料理店に飛び込みで入店しました。路面店でお客さんが結構入っていたので、良さげに感じまして。

注文してから出てくる料理も悪くない。

黒トリュフ入りの小籠包240ペソ。この価格ですから、当然、本物のトリュフではなくトリュフオイルが入っているだけですが、それでも悪くない。

酸辣湯、豚肉の料理も悪くなく、まあ、これなら、お客も入るよなー、と思いながら食事を楽しんでいたのですが、最後に出てきた焼き餃子だけ、なんだか妙な雰囲気でした。

 

日本と日本以外の焼き餃子は形状はかなり違うものの、焼き面が上になっているのが、自分の経験上では100%でした。時折、バサッと盛り付けていて、バラバラなものはありましたが。

 

この店のメニュー写真にも、「鍋貼餃子」の名称の通り、焼き面が博多の鉄なべ餃子のように綺麗に盛られていたのに、現物は、全て、焼き面が下で「耳」の部分が上に”キレイに”ひっくり返されています。

 

どうみても怪しいので、箸で餃子をつまんで、底面を見たら、10個中、1個を除いて、残りの9個全ての皮が破けていて、肉汁は完全に流出済み。乾いた肉餡が見える、ブロークン餃子でした。もう、完全にブロークン ハートですね。

 

まあ、ローカル客だったら、わからないと思ったのでしょうかね?

どう考えても、コックが調理に失敗して皮が破けたのを、1個づつ丁寧にひっくり返して”隠ぺい”して、お客に出した、という風に理解しています。どうせ、わからねーだろーと。

 

そこで、店員のお兄ちゃんに”これ、見ればわかるけどメニュー写真と全然違って、殆どの皮が破れていて美味しくないよ。作り直してください”と言ったのですが、さっきまではニコニコしていたお兄ちゃんの表情が一気に変わり、もう、クソ面倒な仕事増やしやがってよーという、やんちゃなあんちゃんの風情になってしまいました。

 

それまでは楽しく食事していたこちらも、一気にテンションが下がり、やっぱりフィリピンで外食は慎まないといけないなあ、なんていう後悔をしながら待つこと15分後、今度は、きっちり、羽根が付いた焼き餃子が出てきたのですが、もはやあまり食欲はなく、けっきょく 大部分残しまして、普段なら包んでもらうのですが、何か報復されて仕込まれても嫌なので、そのまま帰宅した次第です。

 

たかが餃子なのですが、あの、皮が破れた惨めな餃子を眺めながら思い出したのが、

 

これこそ、フィリピン人の労働観だ

 

ということです。

 

日頃の仕事でも社外の人と接していて非常に感じるのが、自分のミスを認めない、

隠ぺいする。優しく指摘したとしても、認めずに泣きわめく場面にも遭遇したことが

あります。

 

特にミスを隠ぺいするのは、こちらの専売特許、という位、多く遭遇します。

おそらく、歴史的なものがあるのだろう、と思います。

 

今回の餃子だったら、まず調理でミスをした。

日本だったら、すぐに作り直す、という事になるのですが、こちらでは、まずコックがミスを認めたがらない。それで、器用にも焼き面を裏返して”隠蔽”して、ホール係に渡す。

ホール係は当然、ただ運ぶ仕事(だと思ってる)ですから、そのまま運んで、それで、お客からコンプレインが来たら、”あー、面倒な事になったなあ。コックともめたくないなあ”と思い、出来れば、やり直しにならないよう、お客にうまく言いくるめて済ませよう、と考える(実際、昨日も、あんちゃんが席に来て、ちゃんと料理している、火が通っている、などと言い訳をしたのですが、僕から”この写真と全く違うのだけど、なぜかな? これがいつもの君の店で出している餃子だというなら、そのまま食べるよ”と言ったら、嫌そうな顔をしながらキッチンに行って、作り直しと相成りました)。

 

スタッフ同志も、客目線ではなく、あくまで身内のかばいあいが優先なのですね。

日本人の多くが美徳としている、”目の前の人に対して誠実に接しよう”というのとは全く違う価値観なのです。

 

もちろん、同じ中華系のレストランでも、それなりの店に行けば、全く違うレベルのサービス水準となりますから、今までの話がフィリピン全てを物語っている訳ではありませんが、国のレベルや文化は高級レストランではなく、庶民が通う店で判断できる、というのが持論ですので、結論としては、

 

フィリピンで仕事をするときには、ミスの隠ぺいに気をつけよう

 

ということと、

 

フィリピンで焼き餃子を食べるときには、焼き面が裏返しになっていたら

ちゃんとチェックしよう

 

ということになりますね。

 

(余談)

ですから、フィリピンの三菱自動車工業さんは、本当にすごいと思いますね。

フィリピンで日本車といえば、まずはトヨタですが、次に目に付くのがミラージュを筆頭とする三菱なんです。歴史もあって、比国にがっちり浸透しています。

この国で、ちゃんと高品質なクルマをたくさん生産しているのですから。

 

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