フィリピンには不動産の会社にも販売にも一定のフィリピン人のシェアがあります。
マレーシアにもマレーシア人枠があるのと同じです。
それがフィリピン人60%というルールです。
会社の株式にしても不動産の販売個数にしてもです。
正確にはフィリピン人+フィリピン法人で60%を持っていればいいので、特に外国人が多く買った物件に関してはなかなかデベロッパーが権利証を出してきません。
権利移転するまではデベロッパーの名義ですから。。
権利証が出て外国人40%のルールにひっかかる物件になればまずはアドミンがcertificateを出すのを拒みます。本人が来てIDを出してもそれを出すために何のためなのかリクエストレターをくださいと言われます。
フィリピン人が今pagibigで買える不動産は600万ペソまでです。
ここから上の金額になると外国人同士かよほどのフィリピン人富裕層との所得と非常に幅が限られてきます。
当然買い手が減れば価格も上がらなくなる。
ただし、このpagibigの枠がここ2~3年で上がるという話もあります。
フィリピンの銀行ローンですと通常は10年間。
金利7%として1Mの借り入れに対して返済金額が11610ペソ。
これが20年支払い6%になれば毎月の支払いが同じく1Mの借り入れに対して7164ペソ。
ここまで下がればフィリピン人も買えますね。
よく郊外の戸建てを買うフィリピン人がいますがだいたい2~3Mペソなので15000~20000ペソ。
家族で頑張れば手に入れられる夢のマイホーム(昔の日本のような)がこの価格帯で一番売れているのもうなずけますね。
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