フィリピンの経済成長率が6%予想が大幅に下方修正されて、今年5.7%の予測と中央銀行が今月発表しました。
基本、香港で東南アジアの分析を仕事に2月までしていましたので、ストラジストとしては自分の趣味みたいなもの。
その書面の中では米中貿易戦争の長期化でさらに下方の可能性があり、GDPは5%前半に落ちる可能性があると書いてあります。
フィリピンは中国頼みのところがあります。香港にもアメリカとともに最大のOFWとしてワーカーが派遣されています。
その両国が現在、保護主義経済を取る中で巻き込まれている1つの国がフィリピンです。
預金準備率の大幅な引き下げ(10%もの引き下げ)も決定されてこれから5,6,7月と預金準備率が引き下げられます。
先手を打っていた中国は既に1月から預金準備率の引き下げをはじめています。
香港の不動産価格も預金準備率の引き下げで金融緩和にも関わらず、今年1月をピークとして約10%下落しています。
今、どんどんフィリピン不動産がプレビルドとかで売られていますが、そう遠くない将来買い手がいなくなる可能性もあります。
もちろん世界経済が悪化すれば、新興国のフィリピンなど簡単に吹っ飛び、先進国にお金は回帰されていきます。
今月すでに中央銀行は決定しました。
多分今月が定期預金の金利がピークで下落していくと思われます。
かつてない、フィリピンは高金利の定期預金でしたがそれも終焉を迎えようとしていますが、賢い人は既に売却した代金を現地ペソ口座の定期預金にしていましたね。