SEANです。
前回の私の記事に関連してですが、クールに考えたら、飛行機に乗って貯まるマイレージって、元々の料金に含まれているものであって、だったら、マイレージ要らないから、その分安くすれば良い、という事になるのですが、これは心理なのでしょうかね? やっぱり貯まると嬉しい 笑
JALのポイントが貯まっているので、来年あたり、エミレーツ航空でマニラ発ドバイ経由パリ往復のビジネスクラス特典を取りたいなあ、と思ったりしています。8万5千マイルで特典交換できて、マニラ発のドバイまでは、ビジネスクラスがかなり取りやすいのがメリットです(マニラはフィリピン人出稼ぎの方々向けか、中東行きの便が非常に多いです)。
このように日本発でないと、特典交換でも有償チケットでも割と取りやすい事があるのが、海外生活のメリットのひとつです。
他にも、海外生活して、さらに永住権も持っていると、日本生活では考えられない有利な航空券の購入ができます。
これは、海外発日本行き、日本発のチケットを持っていれば、ANAでなくても、スターアライアンスでなくても、LCCでもなんでも良いというのが後述するJAL系との違いになります。
一方で、変更、払い戻しができないのはちょっと残念に感じます。というのも、以前、ANAではスターアライアンス利用限定ながら、国内線1区間すべてを10800円で販売していたから、です。
私自身、これを使って、那覇札幌を3日間で1往復半の修行をしたこともあります。
もうひとつは、JAL ワンワールドで有効な、ビジットジャパン料金。
これは、海外発、ワンワールド系列便利用という縛りはありますが、2区間目からは変更も自由で、フライオン修行には最強のシステムです。
さらに、東北路線限定ですが、片道5400円という、例えば仙台福岡でもこの料金というはうれしい限りです。
このように、ANA、JALどちらでも日本生活していたら使えない料金体系をフル活用できるのが、海外生活のメリットという事になるのですが(ちなみに、ジャパンレイルパスは日本人利用のハードルが大幅に上がり、永住権保有でさらに10年以上の在留証明がないと買えない、というルールになったのですが、これは、外国人の配偶者を持っている日本人からしたら、非常に厳しい変更でした。ここは、同伴の場合は購入を認めてもらえないかなあ、と思っています)、一方でデメリットもあります。
まずは、海外生活していたら、マイルが貯まるクレジットカード(日本発行の)の加入が非常に難しくなります。日本に居住していることが入会の前提ですから。
さらに、マイラーの間で有名な様々なポイントサイトを使ったマイル獲得もかなり難しいです。
ポイントサイトでの口座開設、レストランや各種サービス業でのモニター体験など、海外に住んでいては不可能ですので。
いくら時間に余裕があっても、物理的に日本に住んでいないと、このようなメリットは享受できないのです。
最後にこれは個人的見解ですが、日本の今のいわゆる”陸マイラー”が増えている状況は、いつかは限界が来ると思っています。
飛行機に全く乗らないでマイルを貯めて、そのマイルで飛行機に乗る。そして、一時期だけ、上級会員目指してJALかANA で修行して、JGCかSFCの資格を得たら、再度、有償で飛行機には乗らなくなる。
これが続くと、ひたすら、JGCとSFC会員が増えていきますが、実際、羽田や成田のビジネスクラスラウンジは芋洗いと呼ばれることもあるくらいの混雑になっていて、あれだったら、一般エリアのカフェの方が快適、と思うくらいの時もあります。
加えて、先日も経験しましたが、出張族らしき中年男性が、JALのおかきやチーズなどを沢山取ってきて、スタッフからは死角になっているのをキョロキョロ確認してから、おもむろに自分のバッグに詰め込む光景を目の当たりにしましたが、これは同じ日本人として本当に恥ずかしくなります。よほど、注意しようかと思いましたが、もし同じ便で近くの席だったりすると、マニラまでの4時間を気まずい思いをしなければいけないので、控えましたが、とにかく、気分が悪くなったものです。