SEANです。
3連休の中日です。先週末は4連休で、今も3連休、そして、今週金曜日からも3連休と、休みだらけのフィリピンです。
普段は朝から晩までずっとマカティに居る、ということは、フィリピンでもマニラしか知らない自分。
メトロマニラ以外で今まで行ったことがあるのは、セブ(マクタンがメイン)、ダバオ、プエルト ガレラ、そしてボラカイ。
ダバオは大都市ですが、海水浴ができるビーチがあって、プエルトガレラとボラカイはビーチ リゾートです。
日本からフィリピンにリゾートのために訪れるのは、殆どがビーチになると思います。
パラワンには確かに行ってみたいですし、他にも良いところはたくさんあります。
ですが、毎日、マカティというコンクリート砂漠で生活していると、海もいいですが、山や高原にあこがれるようになります。
少し前の中国のように、スモッグ、PM2.5に覆われている訳ではないのですが、ジプニーや古いバスの排気ガス、それと、建築現場から発生している粉塵はかなり強烈です。
暑くて空気が美味しくない毎日から逃れたい、となると、思いつくのは高原、山。
ということで、3週間前には日帰りで、タガイタイという高原リゾートに行ってきました。マニラから50KMくらいですが、お金持ちの別荘や洒落たブティックホテルが点在していて、なかなか良いとことでした。
でも、高原ですから、標高は600M程度で、昼間はかなり暑い。空気は綺麗でしたが、もっと涼しいところはないか?と探して見つかったのが、マニラから約200KMの都市バギオ。
ここは標高1500M超えということで、山形の蔵王(1800M)には及ばないものの、気温を調べても最高23度、最低15度くらいと、マニラに比べたら非常に過ごしやすそうだと思い、先週の連休、3泊で行ってきました。
公共交通はバスのみで、所要時間は5時間から8時間と非常にファジー(笑)。
日本だったら新幹線で1時間ですが、ここはフィリピンですから、ということで実際にバスに乗ったら、連休の初日で途中のアンヘレスまで4時間かかり、結局7時間半。
さすがにくたびれましたが、綺麗な空気と20度を切る気候に大満足。
山々が連なる中、バギオだけが、一応、都市となれる位の土地があった、という事なのでしょうが、それでも平地は非常に少なく、非常にユニークな場所でした。
また、大学が多く文化的な雰囲気が非常に強くて、治安も良い。
街の中心にあるバーナム公園にナイト マーケットが出るのですが、全く怖い雰囲気は
無し。
何より、野菜や果物が新鮮でおいしく安い。マニラでは入手が難しく、かつ高価なイチゴ(日本とほぼ同じ味)が1キロ400ペソ(約1000円)で購入出来て、これはスタッフへのお土産にしたら非常に喜ばれました。
街からジプニーやタクシーで約40分のアシンという土地には天然温泉があり、ローカルの家族連れでにぎわっていました(ほとんどの人はプールに入って、あとは、食べ物を持ち込んで、屋外のテーブルで家族団らんを楽しむのがメインで、熱い温泉には入りませんね)。
おととしから日本の天然温泉にハマってしまったSEANとしては、マニラ南部にあるロス バニョス温泉に続く発見でしたが、ロス バニョスの泉質は別府温泉に近い感じでしたが、アシンはほのかに硫黄の香り漂う、こちらも素晴らしい泉質でした。
循環ろ過していない、いわゆるかけ流し(ローカルの人にとっては熱いから、薄めてしまうのは残念ですが、共用の浴槽ですから仕方ないですね)で、入場料200ペソで、2時間ほどゆっくり温泉を楽しみました。
3泊の滞在後、マニラに戻るバスに乗ったのですが、渋滞を避けようと朝5時の便に乗ったら、極めてスムーズに移動でき、行きの約半分。4時間弱で到着してしまいました。
行きの時は取れなかった、JOY BUSというデラックスバス(とはいえ、通常バスが450ペソに対して約750ペソ、1700円くらいで、2列、1列の大きなシートとトイレ付でとっても快適でした)がお勧めですね。これなら、ほとんど疲れません。
次回、また、5月か6月あたりに、土日を使ってバギオ週末旅行して、果物や野菜をたくさん買い込もうと思っています。
日本のお住まいの方は、フィリピンのリゾートといえばまずは海、でしょうが、すでにセブもパラワンも行きました、というような方、あと、マニラにお住まいの方にはバギオもお勧めです。
Facebook : https://www.facebook.com/CCPI-Capitarize-Commercial-Properties-Inc-1893541004201718